座るだけの尿もれ治療「BIJIRIS(ビジリス)」を導入します
こんにちは。
名古屋市中村区 そえだ腎・泌尿器科クリニック院長の副田です。
このたび当院では、
骨盤底筋を“座るだけ”で鍛える医療機器「BIJIRIS(ビジリス)」を新規導入します。
尿もれ治療だけではありません。
- フェムケア、産後ケア
- 前立腺癌の術後尿失禁
- 更年期以降の骨盤底機能低下
- 性機能サポート
まで含めた、
骨盤底トータルケア治療としてご提案していきます。
■ 骨盤底筋治療が今、注目されている理由
「骨盤底筋」という言葉は聞いたことがあっても、
実際にその重要性を理解している方は多くありません。
骨盤底筋は、
を支える“ハンモック状の筋肉”。
この筋肉が弱ると、
✔ 咳・くしゃみで尿が漏れる(腹圧性尿失禁)
✔ 出産後の膣のゆるみ
✔ 加齢による排尿コントロール低下
✔ 性機能の低下
など、さまざまな症状が起こります。
特に近年は、
フェムケアやQOL向上への関心の高まりから、
骨盤底筋治療が再評価されています。
■ BIJIRISとは?
BIJIRISは、高密度電磁刺激(HIFEM)を用いて
骨盤底筋を強力に収縮させる医療機器です。
治療の特徴
✔ 服を着たまま
✔ 20〜30分座るだけ
✔ 痛みほぼなし
✔ ダウンタイムなし
1回の治療で、
数千回レベルの深部筋収縮を発生させます。
通常の骨盤底筋体操では難しい、
インナーマッスルへの強力な刺激が可能です。
■ なぜ“座るだけ”で効果が出るのか?
骨盤底筋体操は有効ですが、
- 正しく収縮できていない
- 継続できない
- 効果が実感できない
という課題があります。
BIJIRISは、
自分の意思とは無関係に最大収縮を繰り返すため、
効率的に筋力向上を図れます。
いわば、
“強度の高い自動トレーニング”。
続けられない方ほど相性の良い治療です。
■ 治療回数の目安
- 週1〜2回からスタート
- 少なくとも6〜8回、その後はのんびりと続けましょう
筋肉は継続刺激によって強化されます。
回数を重ねるごとに安定性が増していきます。
■ 手術との違い
| BIJIRIS | 手術 |
|---|
| 切らない | 穿刺や切開あり |
| 麻酔不要 | 麻酔必要 |
| ダウンタイムなし | 回復期間あり |
| 外来で完結 | 入院が必要な場合あり |
重症例では手術が適応になることもありますが、
まずは低侵襲治療から検討する時代です。
■ 名古屋で骨盤底筋治療をお探しの方へ
当院では泌尿器科専門医が診察し、
状態に応じた治療をご提案します。
無理に治療を勧めることはありません。
まずはお気軽にご相談ください。
次回は、
フェムケアと性機能への作用について詳しくお話しします。
切らない尿もれ治療という新常識
― BIJIRIS × PRPで“根本改善”へ ―
こんにちは、院長の副田です。
「トレーニングは続かない」
「手術は怖い」
そんな方のために、
当院では “切らない治療” を用意しています。
① BIJIRIS(ビジリス)
高密度電磁刺激で
骨盤底筋を“自動トレーニング”する医療機器。
服を着たまま20〜30分座るだけです。
👉 数千回分の筋収縮
👉 インナーマッスルまで刺激
海外データでは
約60〜80%が改善
■通院目安
週1〜2回 × 6〜15回(2、3ヶ月でも効果を感じられますが継続するほど改善します)
「頑張らなくていい治療」です。
忙しい方ほど喜ばれます。
② PRP(多血小板血漿)療法
さらに一歩進んだ選択肢。
自分の血液から成長因子を抽出し、
尿道周囲へ注入する再生医療です。
👉 組織修復
👉 コラーゲン増生
👉 尿道の締まり回復
臨床報告では
・改善率 70〜80%
・パッド不要 30〜40%
手術せずここまで改善が期待できます。
そして当院は
国内でも早期から導入している専門施設の一つ です。
【PRP+BIJIRISの併用】
👉 組織を強くする × 筋肉を鍛える
理論的にも最強の組み合わせ。
改善スピード・満足度ともに非常に高いと思います。
「早く治したい方」ほど、この選択はいかがでしょうか。
最後に
尿もれは命に関わらない。
でも、
旅行
仕事
運動
外出
人生の自由をじわっと奪います。
だからこそ
我慢しなくていい病気です。
腹圧性尿失禁は
「歳だから仕方ない」ではなく
「ちゃんと治療できる時代」。
気軽に相談してください。
それが一番の近道です。
腹圧性尿失禁は保険診療でここまで治せます
― 手術だけじゃない!実は選択肢が多いんです! ―
こんにちは、院長の副田です。
前回お話しした腹圧性尿失禁。
「治療できる」と言われても
「結局、手術でしょ?」
「なんだか大変なんじゃ…」
そう思っていませんか?
実は違います。
いきなり手術になる方は少数派です。
まずは負担の少ない治療から始めます。
腹圧性尿失禁の第一選択は
① 骨盤底筋トレーニング
いわゆる“尿もれ体操”。
正しく継続できれば
👉 約50%前後が改善
軽症ならこれだけで十分治る方も多いです。
ただ…
正直に言うと
「続かない人がほとんど」 なんですよね。
・やり方が分からない
・効いてる実感がない
・三日坊主になる
これが最大の壁。
きちんとしたやり方で3ヶ月以上継続する必要があるので、
途中で続けられなくなる方が多いです。
② 手術(スリング手術など)
中等症〜重症では
👉 改善率80〜90%
と非常に有効。
ただし
・入院
・ダウンタイム
・合併症リスク
があるため、
「できれば避けたい」という声も多いのが現実です。
つまり今までは…
✔ 体操(効くけど続かない)
✔ 手術(効くけどハードル高い)
この “両極端” しかなかった。
だから
「我慢する」という選択をしてしまう人が多かったんです。
でも最近は違います。
次回予告(ここが本題)
実は今、
✅ 座るだけで骨盤底筋を自動トレーニングできる機械
✅ 切らずに組織を再生させるPRP治療
という
“骨盤底筋体操と手術の間” を埋める最新治療 が登場しています。
当院でも導入しており、
特に尿失禁に対するPRP治療に関しては国内2人目、西日本では唯一の治療施設になります(2026年2月17日現在)。
次回、
👉 BIJIRIS(ビジリス)
👉 PRP再生医療
について詳しく解説します。
正直、ここが一番読んでほしい回です。
第1話 尿もれってなんで起こるの?
咳やくしゃみで尿もれ…それ、実は「治療できる病気」です
― そもそも腹圧性尿失禁とは?―
こんにちは。院長の副田です。
外来で、こんな相談を本当によく受けます。
「咳でちょっと漏れて…」
「パッドはしてるけど、歳のせいですよね?」
「恥ずかしくて今まで誰にも言えませんでした」
実はこれ、
腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)=尿もれ
という立派な“病気”です。
でも多くの方が
「年齢のせいで仕方ない」
「出産したらこうなるもの」
と我慢してしまっている。
これ、すごくもったいないです。
こんな症状ありませんか?
✔ 咳・くしゃみで漏れる
✔ 笑った瞬間ハッとする
✔ 走れない・ジャンプできない
✔ 常にパッドが手放せない
✔ 出産後からずっと続いている
1つでも当てはまれば、典型的な腹圧性尿失禁です。
実はかなり多い病気です
データでは
・40歳以上女性の 約30〜40%
・出産経験者の 約50%
・前立腺手術後男性の 20〜40%
つまり
「珍しい」どころか、ありふれた病気。
でも「相談しにくい」んですよね。
なぜ漏れるの?
原因はシンプル。
👉 骨盤底筋・尿道括約筋のゆるみ
出産・加齢・手術などで筋肉が弱ると、
お腹に力が入った瞬間に尿道が支えきれず漏れてしまいます。
いわば
“筋力低下によるゆるみ”
つまり…
▶︎ 筋肉や組織を回復させれば、改善できる
ということ。
つまり…
▶︎ 筋肉や組織を回復させれば、改善できる
…大事なことなの2回言いました。
腹圧性尿失禁は、医学的に治療できる疾患 なんです。
次回予告
「でも実際どうやって治すの?」
そう思いますよね。
次回は
👉 保険診療でできる基本治療
👉 骨盤底筋トレーニングの効果
👉 手術ってどんな人が対象?
このあたりを リアルな数字付きで解説します。
実は
「約半数の方が、手術せずに改善しています。」
知らないと損です。
ぜひ次回も読んでください。
鼻水・くしゃみを抑える新しい治療!
注射なし!痛みなし!鼻腔内滴下orガーゼパッキング法
こんにちは。院長です。
「花粉症で鼻水が止まらない」
「薬を飲むと眠くて仕事にならない」
そんなお悩みはありませんか?
当院ではこのたび、
花粉症(アレルギー性鼻炎)に対する “ボトックス治療” を自費診療として導入しました。
「ボトックスって美容の薬では?」
「なぜ泌尿器科でボトックス?」
そう思われるかもしれませんが、実はとても理にかなった治療なんです。
実は泌尿器科は“ボトックスの専門家”です
ボトックス(ボツリヌストキシン)は美容だけでなく、
医療では神経の働きを抑える治療薬として広く使われています。
泌尿器科では
✔ 過活動膀胱
に対して 標準治療として日常的に使用 しています。
つまり当院にとってボトックスは、特別な薬ではなく「使い慣れた安全性の高い治療薬」です。
この経験を、花粉症治療にも応用しています。
花粉症にボトックスが効く理由
花粉症の鼻水やくしゃみは、
「副交感神経が過剰に働き、鼻汁が出すぎる」ことで起こります。
ボトックスは
👉 神経からの分泌指令をブロック
👉 鼻水の過剰分泌を抑える
という作用があります。
実際に海外の臨床研究では、
・鼻水
・くしゃみ
・鼻づまり
これらの症状が 有意に改善した と報告されています。
薬が効きにくい方への「新しい選択肢」として注目されている治療です。
当院の花粉症ボトックスは「注射しません」
研究では鼻への注射法もありますが、「鼻に注射」は正直つらいですよね。
そこで当院では、
✔ 点鼻(鼻腔滴下)
薬液を鼻に垂らして浸透させる方法
✔ ガーゼパッキング
薬液を染み込ませたガーゼを短時間留置する方法
この 注射を使わないやさしい方法のみ採用 しています。
痛みはほぼなく、処置時間は15分程度。
ダウンタイムもありません。
こんな方におすすめ
・花粉症の薬で眠くなる
・運転や仕事に支障がある
・鼻水が止まらない
・内服薬を減らしたい
・シーズン中だけ楽になりたい
・花粉症の自費治療を探している
「内薬以外の治療を試したい方」に特に向いています。
治療の特徴まとめ
✅ 注射なし
✅ 眠気なし
✅ 処置は約15分
✅ 効果は2週〜1か月半持続することが多い
✅ 自費診療
今だけ両鼻10単位ずつ11,000円が、なんと8,000円です。
2月いっぱいまでのキャンペーンを予定しています。
※保険適応外治療のため自由診療となります
最後に
当院は花粉症専門クリニックではありませんが、
「安全に扱い慣れている薬で患者さんを楽にできるなら提供したい」
その思いで導入しました。
泌尿器科受診のついでのご相談でも大歓迎です。
花粉症シーズンを少しでも快適に過ごすための選択肢として、お気軽にご相談ください。
今後もブログでは、さまざまな疾患や治療について分かりやすく発信していきます。