尿もれに悩んでいる方へ〜前立腺がん手術後の尿もれ、実は9割以上の方に改善が見込めます〜PRP療法を泌尿器科専門医が解説

前立腺がんの手術後、
「尿もれがなかなか改善しない」
「パッドが手放せない」

こうしたお悩みを抱えている方は少なくありません。

しかも術後の尿もれは、
漏れなかった人が漏れるようになってしまう
ために、生活の質が著しく損なわれます。

これまでの治療には限界がある中で、新しい選択肢として注目されているのがPRP療法(多血小板血漿療法)です。

今回は、最新の論文をもとに、わかりやすく解説します。

前立腺がん手術後に尿もれが起こる理由

前立腺全摘除術では、尿道の周囲にある「尿道括約筋」がダメージを受けることがあります。

この括約筋は、
👉 尿を止める“最後の砦”

ここが弱くなることで、

  • 咳や立ち上がりで漏れる(腹圧性尿失禁)
  • 常に少しずつ漏れる

といった症状が出てきます。

従来の治療

現在の主な治療は以下の通りです

  • 骨盤底筋トレーニング

→ 軽症には有効だが、重症には限界あり。

  •  薬物療法

→ 効果は限定的。

  • 人工尿道括約筋(AUS)

→ 非常に有効だが手術が必要。合併症(感染・再手術)あり。

「もう少し低侵襲で効果のある治療はないか?」
というニーズがありました。

PRP療法とは?

PRP(Platelet-Rich Plasma)は、
👉 自分の血液から抽出した“成長因子を多く含む成分”

これを尿道括約筋に注入することで、

  • 組織の修復
  • 神経再生
  • 血流改善

を促すと考えられています。

👉 いわば“自己再生力を利用した治療”です

実際の研究データ

Leeらの研究では、

前立腺がん術後で全例パッドが手放せない状態の尿失禁患者に対し
尿道括約筋へのPRP注入を実施しました。

● 主な結果

ここでのポイントは、治療の結果の評価方法が

全般的改善度評価 (Global Response Assessment, GRA) 

つまり患者さん自身が感じた効果を採用した点です。

GRA grade0(変わらなかった)

GRA grade1(少し良くなった)

GRA grade2(良くなった)

GRA grade3(かなり良くなった)

で評価しています。

治療後変化がなかったのは7.1%に留まり、

実に90%以上の患者さんに効果が認められました。

PRP療法のメリット

✔ 自己血を使うため安全性が高い
✔ 切らない治療(低侵襲)
✔ 外来で施行可能
✔ 繰り返し治療が可能

デメリット・注意点

✔ 効果には個人差あり
✔ 複数回の施術が必要なことが多い
✔ 保険適用外(自費診療)

👉 まだ「標準治療」ではなく、新しい治療選択肢という位置づけです

こんな方におすすめ

  • 手術後の尿もれが改善しない
  • 手術(AUS)には抵抗がある
  • できるだけ自然な治療を希望したい

当院の考え方

当院では、

「専門性の高い医療を、気軽にクリニックで」

という理念のもと、
患者さん一人ひとりに合わせた治療提案を行っています。

PRP療法はまだ新しい治療ですが、

👉 “手術と保存療法の間を埋める選択肢”

として、今後重要になる可能性があります。

まとめ

前立腺がん術後の尿もれに対して、

これまでは
👉「我慢する」か「手術する」か
の二択になりがちでした。

しかし今は、

👉 PRPという“第3の選択肢”が出てきています

気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

参考文献

Lee PJ, Jiang YH, Kuo HC. A novel management for postprostatectomy urinary incontinence: platelet-rich plasma urethral sphincter injection. Sci Rep. 2021 Mar 8;11(1):5371. doi: 10.1038/s41598-021-84923-1. PMID: 33686126; PMCID: PMC7940644.

前立腺がんの手術後に尿もれはなぜ起こる?第3話〜人工尿道括約筋とPRP治療の違いを専門医が解説〜

そえだ腎・泌尿器科クリニック 院長の副田雄也です。

ここまで

  • 第1話:なぜ尿もれが起こるのか
  • 第2話:どう治療するのか

を解説してきました。

では最も気になるポイントです。

「最終的に治るのか?」
「手術しかないのか?」
「もっと体にやさしい治療はないのか?」

結論:多くは治るが、一部改善しない

まず大前提です。

  • 約80〜95% → 日常生活レベルまで改善
  • 約5〜20% → 尿失禁が残る

(EAU Guidelines 2024, Novara G et al.)

👉つまり

「治る可能性は高いが、治療が必要な人も一定数いる」

治療の選択

術後6〜12か月経っても尿もれが残る場合、

👉治療は大きく2つの方向に分かれます

選択肢①

▶ 人工尿道括約筋(AUS)

どんな治療かというと、

尿道にカフ(バンド)を巻き、機械的に尿道を締める装置

を埋め込みます。

特徴として、

高い治療成功率

重症例にも対応可能

であり、現在のゴールドスタンダードです。

● メリット

 確実性が高い
 重度失禁でも改善可能

● デメリット

手術が必要

デバイス関連合併症
(感染・機械故障など)

再手術の可能性

選択肢②

▶ PRP(再生医療)

PRPとは、

自己血を採取→血小板を濃縮→成長因子を抽出し

尿道括約筋に直接投与します。

PRPに含まれる成長因子により

神経再生、筋再生、血流改善を起こします。

👉結果として

括約筋機能の回復を促すことが可能となります。

臨床研究のポイント(Leeら)

  • 前立腺術後尿失禁患者が対象
  • 尿道括約筋へ直接注入
  • 尿失禁の有意な改善
  • パッド使用量の減少
  • 安全性良好

👉重要なのは

「構造を補う」のではなく「機能を回復させる」点

PRPの臨床的な価値

これまでの治療は

支える(スリング)、締める(AUS)

でした。

👉PRPは

「治す力を引き出す治療」

メリット

✔ 切らない(低侵襲)
✔ 日帰り可能
✔ 合併症が少ない
✔ 繰り返し可能

👉患者さんの本音として

「まず試したい治療」になりやすい

デメリット

効果に個人差

複数回必要な場合あり

長期エビデンスはまだ限定的

AUS vs PRP:どう選ぶ?

ここが臨床的に最も重要です。

重症(ほぼ垂れ流し)

👉 AUSが第一選択

理由:機械的サポートが必要

中等症(パッド数枚)

👉 AUS or PRPの分岐点

確実性重視 → AUS

低侵襲希望 → PRP

軽症(少量漏れ)

👉 PRPが非常に良い適応

理由:括約筋機能が残っている、回復の余地がある

なぜPRPが選ばれるのか

患者さんの意思決定は非常にシンプルです。

👉「できれば手術は避けたい」

PRPは、

  • 切らない
  • 痛みが少ない
  • 日常生活への影響が少ない

👉このため

心理的ハードルが圧倒的に低い

BIJIRISの位置づけ

BIJIRISのような治療は

👉PRPと同じ“再生医療カテゴリー”

として考えると理解しやすいです。

現実的な治療戦略

重要なのは「順番」です。

① まずは自然回復+リハビリ
② 必要に応じて手術(AUS)
③ 低侵襲希望ならPRP

👉もしくは

👉AUSとPRPを“並列の選択肢”として検討する

結論

前立腺手術後の尿失禁治療は

👉 しっかり止める → AUS
👉 体に優しく再生 → PRP

という

2つの戦略から選ぶ時代です。

最後に

かつては

👉「手術しかない」

と言われていた尿失禁ですが、

現在は

👉**「選べる治療」が存在します。**

そして最も重要なのは

👉自分に合った治療を選ぶこと

お気軽にご相談ください。

■ 参考文献

  • European Association of Urology Guidelines 2024
  • Novara G et al. Eur Urol. 2012
  • Bauer RM et al. Eur Urol. 2015
  • AUA/GURS/SUFU Guideline 2019
  • Lee PJ et al. Sci Rep. 2021

前立腺がんの手術後に尿もれはなぜ起こる?第2話〜リハビリから手術まで泌尿器科専門医が治療法を完全解説〜

そえだ腎・泌尿器科クリニックの院長副田です。
今回は前立腺がん術後の尿失禁、第2話です。

はじめに

第1話では、前立腺がん手術後に尿もれ(尿失禁)が起こる理由について解説しました。

では実際に尿もれが起こった場合、

「このまま様子を見ていいのか?」
「何か治療をした方がいいのか?」
「手術になるのか?」

と不安になる方が多いと思います。

結論から言うと、

👉 多くの場合、適切な対応を行えば改善します。

そして重要なのは

👉 治療には優先順位があるということです。

尿もれ治療の基本戦略

前立腺手術後の尿失禁は、以下のように段階的に治療します。

Step 1:自然回復を待ちながらリハビリ

Step 2:必要に応じて補助療法

Step 3:改善しない場合は手術・新規治療

👉いきなり手術になるケースは多くありません。

① 骨盤底筋訓練(PFMT:最も重要)

これはすべての患者さんにとって基本となる治療です。

どんな治療かというと、

尿道を締める筋肉(外尿道括約筋+骨盤底筋)を鍛えるトレーニングです。

具体的なイメージとしては、

  • 尿を途中で止めるように力を入れる
  • 肛門を締める感覚

👉これを繰り返す

効果として、

  • 尿禁制回復を早める
  • 尿もれ量を減らす

が期待できます。

PFMTを行うことで、

  • 術後早期の回復を有意に促進
  • 尿禁制率の改善

というエビデンスがあります。

(参考)

  • Anderson CA et al. Cochrane Database Syst Rev. 2015
  • Van Kampen M et al. Lancet. 2000

重要ポイント

👉術前から開始するとさらに効果的
👉術前から開始するとさらに効果的

大事なことなので2回言いました。

② 行動療法・生活指導

軽視されがちですが、実はかなり重要です。

主な内容としては、

  • 体重管理(肥満は腹圧↑)
  • カフェイン制限(膀胱刺激)
  • アルコール調整
  • 排尿タイミングのコントロール

👉軽症例ではこれだけで改善することもあります。

③ 薬物療法(補助的役割)

前立腺術後の尿失禁は主に腹圧性ですが、

  • 切迫感(急に尿意が来る)
  • 頻尿

が合併することがあります。

その際に以下の薬が使用されることがあります。

  • β3作動薬
  • 抗コリン薬

ただ、

👉純粋な腹圧性尿失禁には効果は限定的なんです。

④ デバイス・補助療法

日常生活の質(QOL)を保つための手段です。

こんなものがあります。

  • 尿取りパッド
  • ペニスクランプ

ただ、これらは

👉「治す」ではなく
「生活を楽にする」

ということを目的としており、これがないと症状が起きることには変わりありません。

⑤ 手術療法(ここが分岐点)

一定期間経過しても改善しない場合、

👉外科的治療を検討します。

■ 男性スリング手術

  • 適応は軽〜中等度尿失禁
  • 比較的低侵襲
  • 自然な排尿

■ 人工尿道括約筋(AUS)

  • 中等度〜重度
  • 尿道を機械的に締める
  • 高い成功率
  • 長期成績が安定

👉AUSは最も確実な治療(ゴールドスタンダード)

(参考)

  • Bauer RM et al. Eur Urol. 2015
  • AUA/GURS/SUFU Guideline 2019

治療を考えるタイミング

ここは非常に重要です。

👉術後6〜12か月は回復を待つ

ただし例外として、

  • 重症例
  • 改善傾向がない
  • QOLが著しく低い

👉早期介入も検討

よくある誤解

「何もしなくてもそのうち治る」

👉半分正しいが不十分

✔ 正しくは
👉**「適切なリハビリをすればより早く改善する」**

「手術しかない」

👉これも誤解

✔ 実際は
👉多くは保存療法で改善

実臨床での流れ(イメージ)

  1. 術後すぐ → 不安定(正常)
  2. 3か月 → 改善開始
  3. 6か月 → 多くが軽快
  4. 1年 → 残る人のみ追加治療

👉焦らず、しかし適切に介入することが重要です。

まとめ

前立腺手術後の尿もれ治療は

✔ 骨盤底筋訓練(最重要)
✔ 生活改善
✔ 必要に応じて薬物療法
✔ 改善しなければ手術

👉という段階的アプローチです。

次回予告(重要)

ここまでで多くの患者さんは改善しますが、

それでも

👉「完全には治らない」
👉「もう少し良くしたい」

というケースがあります。

第3話では

👉「手術か?それとも切らない治療か?」

  • 人工尿道括約筋(AUS)
  • PRP(再生医療)

リアルな選び方を解説します。

前立腺がんの手術後に尿もれはなぜ起こる?第1話〜原因を泌尿器科専門医が解説〜

はじめに

そえだ腎・泌尿器科クリニック院長の副田です。

前立腺がんの手術を受ける患者さんから、非常によくいただく質問があります。

「手術後に尿もれが起こると聞いたのですが本当ですか?」
「もし起こったら、ずっと続くのでしょうか?」

結論からお伝えすると、

👉 術後の尿失禁(尿もれ)は比較的高頻度に起こる症状です。
👉 しかし同時に、多くの場合は時間とともに改善します。

この2つはセットで理解することがとても重要です。

本記事では
「なぜ起こるのか?」を中心に、
解剖・機能・手術の影響を整理して解説します。

前立腺手術とは何をしているのか

前立腺がんに対する標準治療の一つが

前立腺全摘除術(Radical Prostatectomy)

です。

現在は多くの施設で

ロボット支援手術(RARP)

が主流となっています。

手術で行われること

この手術では以下を切除します:

  • 前立腺
  • 前立腺部尿道
  • 精嚢

そして
膀胱と尿道を再びつなぎ直す膀胱尿道吻合という操作を行います。

ここが重要

👉この手術は単に「臓器を取る」だけではなく

尿をコントロールする構造そのものを再構築する手術です。

そのため、術後に尿もれが起こるのは
ある意味で“構造的に説明できる現象”です。

尿を我慢する仕組み(尿禁制)

尿が漏れないためには、複数の要素が同時に働いています。

① 外尿道括約筋(最も重要)

  • 横紋筋(自分の意思で締められる)
  • 尿道を閉じる主役

👉いわば「蛇口のバルブ」

② 内尿道括約筋

  • 平滑筋(無意識)
  • 常に一定の閉鎖圧を維持

③ 骨盤底筋群

  • 尿道を下から支える
  • ハンモックのような構造

👉腹圧がかかったときに重要

④ 機能的尿道長

  • 尿道は長いほど有利
  • 短くなると漏れやすい

⑤ 神経支配

  • 括約筋・骨盤底筋の制御
  • 手術で影響を受けることがある

👉これらが“チーム”として働くことで
尿はしっかり止まっています。

手術によって何が変わるのか

前立腺全摘除術では、このバランスが崩れます。

重要な変化は3つです。

① 尿道が短くなる

前立腺部尿道が切除されることで

👉 機能的尿道長が短縮

これは術後尿失禁において
最も重要な因子の一つとされています。

(Paparel P et al. Eur Urol 2009)

② 括約筋の機能低下

外尿道括約筋自体は温存されますが

  • 手術操作によるダメージ
  • 血流低下(虚血)
  • 神経障害

により

👉 一時的に締める力が弱くなる

③ 支持構造の変化

前立腺は

  • 尿道の支え
  • 解剖学的な固定装置

としての役割も担っています。

摘出により

  • 靭帯構造
  • 筋膜

が変化し

👉 尿道の安定性が低下

見落とされがちなポイント:神経の影響

前立腺周囲には

  • 勃起神経
  • 尿禁制に関わる神経

が走行しています。

神経温存の影響

神経温存がうまくいくと

👉 尿禁制の回復も早い傾向

逆に

👉神経ダメージがあると
回復に時間がかかる

実際に起こる尿失禁のタイプ

最も多いのは

腹圧性尿失禁(Stress Urinary Incontinence)

具体的な症状

  • 咳をしたとき
  • くしゃみ
  • 立ち上がり
  • 歩行
  • 重いものを持つ

👉この瞬間に尿が漏れる

なぜ起こる?

腹圧がかかると

本来は
👉括約筋+骨盤底筋で耐える

しかし術後は

👉支えきれずに漏れる

発生頻度(エビデンス)

報告により差はありますが:

  • 術後早期:30〜60%
  • 術後1年:5〜20%

(参考文献)

  • European Association of Urology Guidelines 2024
  • Ficarra V et al. Eur Urol. 2012
  • Novara G et al. Eur Urol. 2012

👉ロボット手術(RARP)により改善傾向はあるものの
完全にゼロにはならないのが現実です

回復はなぜ可能か

術後の尿失禁は
時間とともに改善することが多いです。

その理由は以下です。

括約筋の機能回復

→ 筋力・協調性の改善

骨盤底筋の代償

→ 他の筋肉が補う

神経回復

→ 神経再生・適応

組織の再構築

→ 周囲組織の安定化

👉つまり

身体が“新しい構造に適応していく過程”

回復までの目安

  • 〜3か月:まだ不安定
  • 3〜6か月:改善が実感できる
  • 6〜12か月:かなり安定

👉ここで焦らないことが重要です。

臨床的に大切なメッセージ

尿もれがあると、多くの患者さんは

「手術が失敗したのでは?」

と不安になります。

しかし実際には

👉術後尿失禁は“予測される現象”です。

そして

👉改善する力を持っている状態でもあります。

まとめ

前立腺手術後の尿もれは

✔ 尿道短縮
✔ 括約筋機能低下
✔ 支持構造の変化
✔ 神経の影響

による多因子性の機能障害です。

👉しかし

時間とともに改善する可能性が高い状態でもあります。

次回予告

第2話では

👉 「尿もれはどう治すのか?」

  • 骨盤底筋訓練
  • 薬物療法
  • 手術療法

を、ガイドラインベースで詳しく解説します。

泌尿器科専門医が解説!BIJIRISはEDに効くのか?第3話〜ED薬が効かない人にBIJIRISは効くのか?

ED治療というと

まず思い浮かぶのが

ED治療薬

ではないでしょうか。

ED治療薬の有効率

ED治療薬は非常に優秀な薬で

有効率は

約70〜80%

とされています。

しかし

逆に言うと

20〜30%の人には効きにくい

ということになります。

ED薬が効きにくいケース

は特に次のような場合です。

  • 糖尿病
  • 血管障害
  • 前立腺手術後
  • 神経障害
  • 重度ED

このようなケースでは

血流だけでなく筋肉や神経の問題

が関係していることがあります。

高密度電磁刺激治療とは

近年注目されているのが

高密度電磁刺激(HIFEM)治療

です。

これは

電磁エネルギーを使って

骨盤底筋を強力に収縮させる治療

です。

椅子に座るだけで

約3万回の筋収縮

が起こると言われています。

EDへの研究データ

HIFEM治療では

  • 骨盤底筋強化
  • 血流改善
  • 勃起機能改善

が報告されています。

ある研究では

IIEFスコア(ED評価スコア)が平均3〜6点改善

したという報告があります。

また

  • 勃起硬度
  • 性満足度

の改善も報告されています。

BIJIRISはHIFEM治療

当院で導入している

BIJIRIS(ビジリス)

は、骨盤底筋に高密度電磁刺激を与える医療機器です。

期待できる効果は

  • 骨盤底筋強化
  • 血流改善
  • 勃起機能サポート
  • 尿失禁改善

などです。

ED治療は組み合わせが大切

ED治療で最も重要なのは

組み合わせ

です。

  • ED薬
  • 生活習慣改善
  • 骨盤底筋治療

を併用することで

より良い結果が期待できます。

特に

  • ED薬が効きにくい
  • 前立腺手術後
  • 軽〜中等度ED

では

補助治療として有効な可能性

があります。

まとめ

EDは

年齢だけの問題ではありません。

血管
神経
筋肉
生活習慣

などが複雑に関係しています。

そのため治療も

1つだけでなく複数の方法を組み合わせること

が重要です。

参考文献(ブログ掲載用)

  1. 日本性機能学会/日本泌尿器科学会
    ED診療ガイドライン(勃起障害診療ガイドライン)
    日本性機能学会 編
  2. 日本性機能学会
    日本人男性における勃起障害(ED)の疫学調査
  3. Rosen RC, et al.
    The International Index of Erectile Function (IIEF): A multidimensional scale for assessment of erectile dysfunction.
    Urology. 1997;49:822-830.
  4. Burnett AL, et al.
    Erectile Dysfunction: AUA Guideline.
    The Journal of Urology. 2018.
  5. Katz B, et al.
    The effect of high-intensity focused electromagnetic (HIFEM) therapy on pelvic floor muscles and sexual function.
    Sexual Medicine Reviews. 2020.
  6. Dorey G.
    Pelvic floor exercises for erectile dysfunction.
    British Journal of General Practice. 2005.