「年齢のせい」だけではない前立腺肥大症のお話

「最近、トイレが近くてねぇ」
「夜中に何回も起きるんですよ」
「昔ほど勢いがでないなぁ」

外来でほぼ毎日のように聞くフレーズです。
そしてそのあとに続くのが、
「まあ、歳だから仕方ないですね」という一言。

いえいえ、仕方ないで済ませられないこと結構多いんです!

前立腺肥大症って、そもそも何?

前立腺は膀胱から出てすぐの尿道を取り囲む、男性だけにある臓器です。
年齢とともに少しずつ大きくなり、尿道をギュッと圧迫してしまうことがあります。

また、そこまで前立腺が大きくなくても尿道部分が固く開きにくくなる場合もあります。
これが前立腺肥大症です。

イメージとしては、
ホース(尿道)を、だんだん太くなった輪ゴム(前立腺)が締め付けている状態。
水(尿)の勢いが弱くなるのも、途中で止まりがちになるのも、無理はありません。

こんな症状、ありませんか?

  • 尿の勢いが弱くなった
  • 排尿に時間がかかる
  • トイレが近い
  • 残尿感がある

ひとつでも「あるかも!」と思った方、
前立腺が静かに肥大し始めている可能性があります。

そうこうしているうちに、

  • 膀胱に負担がかかる
  •  尿閉(全く出なくなる)
  •  腎機能に影響が出る

といった事態になることもあります。

治療はいろんな方法があります。
実際には

  • 内服治療
  • 体への負担が少ない低侵襲手術
  • 入院での手術治療

など、選択肢は広がっています。

当院では、治療経験豊富な院長が最適な治療を選択し、少しでも症状が良くなるよう努めます。

「年齢のせい」とあきらめる前に、「ちょっと相談してみようかな。」
その一歩で、生活の質は大きく変わることがあります。
どうぞお気軽にご相談ください。