鎮静剤を用いた静脈麻酔について

当院では膀胱内視鏡、前立腺生検、また手術時に鎮静剤を使用しております。
院長は泌尿器科専門医、指導医かつ、厚生労働省が認定した麻酔科標榜医(気管内挿管を伴う全身麻酔300件以上の経験を有する)ですので安心して麻酔を受けていただけます。
ただし、年齢、ご病気等で鎮静剤が使用できない可能性があります。

◆ プロポフォールによる鎮静のメリット

プロポフォールという静脈麻酔薬を使用することで、検査、手術中にほぼ眠っている状態を作り痛みや不快感を大幅に軽減することが可能です。
鎮静剤を使用することで、

  • 検査中の痛みや恐怖を感じにくい
  • リラックスした状態で検査を受けられる
  • 目覚めも比較的スムーズ

といったメリットがあります。
プロポフォールは数十秒で効果が現れ、数分で目が覚めるため回復が早いのも特長です。

◆ 安全性について

鎮静中は、医師および看護師が患者さまの呼吸や血圧、心拍数などをモニターで常に管理しながら安全に検査を進めます。 必要に応じて酸素投与を行うなど、万全の体制で行います。

◆ 鎮静剤の使用にあたってのお願い

検査後しばらくはふらつきが残ることがあるため、当日自動車などの運転はできません。 できればご家族やお付き添いの方とご来院いただくことをおすすめします。

◆ 最後に

膀胱内視鏡検査や前立腺生検は、癌などの病気を早期発見し治療するためにとても大切な検査です。 「痛そう」「怖い」とためらわず、リラックスして受けていただけるよう当院では鎮静剤を使用しております。 検査が心配な方は当院までお気軽にご相談ください。